必要な費用は?

障害者グループホームの利用には、以下のような費用が必要です。

・障害福祉サービス利用料
・家賃
・食費
・水道光熱費
・その他日常生活にかかる生活費(新聞代など)

障害者グループホームの利用者は、一定条件を満たせば家賃の一部を補助する特定障害者特別給付を受けることが可能です。他にも、自治体によって独自の家賃助成が受けられる場合もあり、費用負担を減らせます。なお、生活保護を受けていてもグループホームの利用は基本的に可能です。場合によっては家賃扶助で家賃を全額まかなえるケースもあります。

申請に必要なものは?

障害者グループホームに入居するには、障害者手帳が必要です。障害者手帳には身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類があり、自治体へ申請を行い、認められれば交付されます。

世話人さんとは?

グループホームには「世話人」と言われる身の回りのことを手助けする人達がいます。入居者は基本的に自分のことは自分でしますが、それには個人差がありますので、そういった場面で色々な事を手伝ったりアドバイスをする役割を担っているのが世話人です。

どのような生活を送っているのですか?

入居者は日中は一般就労や福祉的就労などについており、その他は食事や入浴、自由時間といった一般的な生活と変わらないものです。またグループホームでは年間を通してもさまざまなイベントや催しものが行われています。

入居の条件は?

主な入居対象者

(1)障がい支援区分をお持ちの方 ※申請中・取得予定の方相談可
(2)共同生活援助利用の為の申請がされている受給者証の申請・発行がお済みの方また申請中の方
(3)平日日中活動先に通えること

各市町村で発行される「障がい福祉サービス受給者証」が必要になります。既に受給者証事態をお持ちの方も、体験入所・本入所については「共同生活援助」の申請をいただく必要があります。障がい福祉サービス受給者証の発行には通常、障がい者手帳(身体、療育、精神、難病のいずれか)が必要です。詳細な発行手続きの方法は各市町村障がい者福祉課に問い合わせる他、ホームページなどにも記載されています。"

日中活動とは?

日中活動とは、入居者が就労継続支援等の福祉サービスに通ったり、一般就労に就くことを指します。日中活動は社会生活や人間関係の構築にも不可欠と考えられており、多くのグループホームがこの日中活動に参加できることが入居の条件となっています。

見学はできる?

グループホームの見学は可能です。障害者グループホームを決める際には、生活環境を確認しておくことが大切なので、気になる施設を見つけたら実際に訪問してみましょう。入居希望のグループホームが決まったら、必要な書類を揃えて申し込みの手続きをします。入居審査は、自治体ではなくそれぞれの施設が行います。

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